算数
大問1 計算問題
大問2 小問集合
大問3 平面図形
大問4 規則性
大問5 速さ
大問6 推理算
受験者平均は64.4点、合格者平均は81.3点と例年に比べ高得点勝負となりました。例年、平面図形・ダイヤグラム・推理算が出題されます。特にダイヤグラムでは近年2人の間の距離を表すものが出題されるので、通常のダイヤグラムに書き直して解く訓練もしておきましょう。また推理算は数名の発言から順位を答える問題が多く、いくつかのパターンから正しい順位の組み合わせを絞り込み、ひとつひとつ検証する力が必要です。
国語
大問1 漢字の書き
大問2 物語文(佐藤まどか『月にトンジル』)
大問3 説明文(平野多恵の文章による)
読解問題の小問が全部で16問ある中で、記述式の問題が7問となっています。選択式の設問の難易度は高くありませんので、記述の出来で差がつくように思われます。特に、物語文においても、説明文においても、本文全体(あるいは一部)の内容を要約する記述式問題が出題されているのが特徴的です。普段から『場面ごとの要約』や『段落ごとの要約』などのトレーニングを積み重ねていくようにしましょう。
理科
大問1 時事問題
大問2 皮ふのふやける理由
大問3 高飛び込み
大問4 セキツイ動物の進化
大問5 プレートと地震
例年通り、大問1に時事問題があり、大問2以降で4分野から1つずつ出題される形でした。ほぼすべての受験生が初見であろうテーマである問題には長いリード文があり、そこからヒントを読み解いて解き進める形式も変わりません。基本的な知識はある程度必要ですが、それ以上に未知のことに対して、自分の知識を用いながら、資料等を読み解く訓練が結果を左右する入試問題といえるでしょう。形式の似た他の学校の過去問も対策として有効です。
社会
大問1 地理統計
大問2 歴史総合
大問3 公民総合
大問は3題構成で、小問47問は昨年度と比較するとほぼ変わらず、以前よりも少ない傾向が続いています。本校の社会は、地理・歴史それぞれで細かい知識も問われます。標準レベルの知識を身に付けつつ、さらに地図帳や歴史資料集、用語集などを使って知識量を増やすことが必要です。同時に、身に付けた知識を正確に使って正答を導く応用力も求められます。また、基本的に漢字指定問題が多いため、覚えた用語等々は漢字で書けるように練習しましょう。