算数
大問1 計算
大問2 小問集合(数・割合・濃度・角度・体積)
大問3 規則性
大問4 時計の針のダイヤグラム
大問5 場合の数
大問6 ダイヤグラム
大問7 売買損益
典型的な問題中心で構成されている点については、例年と変わりはありませんが、記述式の問題が出題されました。小問数が減っていたので、記述式の問題の配点はやや高いことが予想されます。各分野を満遍なく学習して、基本解法を習得するのが本校の対策の第一歩であることは例年通りです。ただし、記述式の問題が次年度以降も継続する可能性がありますので、途中式を意識して書き残す習慣をつけておきましょう。
国語
大問1 物語文(重松清『バスに乗って』)
大問2 論説文(飯間浩明『つまずきやすい日本語』)
大問3 漢字の書き取り
問題構成は例年通りです。大問1の物語文は、テキストなどによく収録されている文章です。問題も目新しくありませんが、とにかく一つ一つの行動や反応における心情を丁寧に読み取っていくことが大切です。大問2は、人とのコミュニケーションにおいて正しく自分の意図を伝えるにはどのように書いたり話したりするべきかを述べています。難問・奇問の類はなく、受験生の純粋な読解力が反映されます。過去問題も含め、日ごろからの学習でも読み方や解き方に注意を払いましょう。
理科
大問1 食物連鎖
大問2 東京オリンピックの聖火(水素について)
大問3 地球の公転、日かげ曲線
大問4 電流、3路スイッチ
昨年同様、生物、化学、地学、物理から1題ずつの出題となりました。また、昨年に続いて、時事的な話題をテーマにした問題が出題されました。各大問で聞かれる内容自体は基本的なものが多く、難問、奇問はありません。対策としては標準的な問題集のくり返し、知識をしっかり定着させることが有効です。記号選択でなく、用語を書かせる問題が多いことに留意しつつ、テンポよく問題が解けるように訓練していきましょう。
社会
大問1 静岡県にまつわる「水」をテーマにした問題
大問2 寅年にちなんだ「トラ」にまつわる問題
合格者平均点は28.3点(50点満点)でした。論述問題が1問増えて4問になり、難度もやや高めです。大問1は時事的な話題から、静岡県の降水量・水害・水揚げ量など標準的な知識と資料や表・グラフの読み取りが必要な問題が出題されました。やや難度が高い問題もあります。大問2は2022年の干支にちなみ、「トラ」にまつわる出題でした。出題内容に戸惑ったかもしれませんが、大半は標準レベルの問題です。3分野とも標準レベルの知識を確実に定着させ、論述対策もおこないましょう。