算数
大問1 四則混合計算
大問2 小問集合
大問3 おうぎ形などの複合図形の面積
大問4 差集め算・代入算
大問5 柱体の体積と表面積
大問6 正方形と円の面積の比較(説明)
大問7 整数問題(商と余りの問題)
大問8 2人の距離に関するグラフ
大問9 個数と合計に関する文章題
大問10 約束記号・四捨五入
オーソドックスな問題が多く、前半の小問はいずれもテキストの基本問題で十分対応できます。合格者の得点率が高い年度が多く、式や考え方を書かずに解答だけを書く形式なので単純なミスがないようにしましょう。問題集の基本問題から練習問題まで広い範囲で繰り返し練習が必要です。「2人の距離に関するグラフの問題」や「水量の変化とグラフ」のいずれかが出題されていて、ここで差がつくと思われるので十分に対策しておく必要があります。
国語
大問1 随筆文(谷村志穂『アボリジナル・ランド』)
長文の随筆文が1題、その中から小問が17問(漢字含む)という問題構成でした。長文読解では表現の理解について問うものが多く出題されています。また、短めの記述式問題が3問、そして自由作文も1問出題されています。合格者平均点が79.2点ですので、一つひとつの設問の難易度はそれほど高くありません。45分という短い時間の中で自由作文もふくめて解ききることができるように、スピードを意識して読解問題に取り組むようにしましょう。
理科
大問1 電気自動車と燃料電池自動車
大問2 筑波山と浅間山
大問3 スイッチ回路・電熱線と発熱量
大問4 ネズミとブナ科植物の攻防
合格者平均点は40.2点と昨年より3点程度上がりましたが、問題の傾向は例年通りです。生物分野の問題に特徴のある本校ですが、今年度はネズミとブナ科植物の攻防を題材とした実験考察が出題されました。それ以外の単元からの出題は、典型問題ばかりで、日頃の努力が点数に反映される出題構成です。知識問題の正答率を高める学習を心掛け、与えられた説明文やグラフから読み取って、考える習慣を身につけておきましょう。
社会
大問1 歴史総合(国民の生活)
大問2 地理総合(地図・地形など)
大問3 社会福祉
今年度も小問数は34問で例年並みでした。大問は各分野から1題ずつです。文中の空欄に解答を当てはめる形式の論述問題や、「徴兵令」を答えさせる問題の問いかけ方、「レモンの生産量の県別順位」など知識を答えさせる問題等々やや難度が高い問題も出題されたため、今年度の合格者平均点は38.9点(得点率64.8%)で、この5年間ではもっとも低い結果でした。論述問題は理解力が問われるので、他校の過去問などさまざまな問題に触れるなどの対策が必要です。