算数
大問1 小問集合
大問2 小問集合
大問3 小問集合(図形)
大問4 立体図形(切断)
大問5 速さ(ダイヤグラム)
大問6 整数問題
前半3題は小問が続きますが、全体的に計算量が多く短時間で正解する計算力が必要です。大問5では2人の間の距離を表すダイヤグラムが出題されますが、いつも通りのダイヤグラムに書き直して解くか、後半の大問6の整数問題に時間を使いたいところです。例年後半でダイヤグラム・整数問題・場合の数が出題されますので、この3分野については特に訓練を積んでおきましょう。
国語
大問1 物語文
大問2 随筆文
大問3 短歌(俵万智『生まれてバンザイ』)
大問4 ことわざ・慣用句
出題構成は例年通りです。読解では選択肢問題がほとんどですが、本文内容としっかり照応させる習慣がついていれば、それほど難しくは感じないはずです。毎年ユニークな出題がされる大問3と4ですが、今年度は「子供の成長を詠んだ短歌をその成長をたどるように並び替える問題」と「在校生が創作したSDGsに関係することわざや慣用句について答える問題」でした。全体を通して、日常生活に根ざした学びを重視するような意図が読み取れます。
理科
大問1 メダカとアメンボの会話
大問2 はさみとつめ切り
大問3 ポリ袋内の気体の発生
大問4 スイッチ回路
大問5 日食と月食
毎年のように大問数が変化していましたが、昨年同様の5題構成で記述問題も健在でした。出題内容の大半は頻出問題ですが、与えられた図表から答えを予測する問題、かなり細かな知識を問われる問題も出題されます。頻出問題における失点は許されず、高得点勝負になっていると思われます。各分野、各単元の知識を偏りなく学習し、過去問演習を通して25分間で効率よく、精度よく問題を解く訓練をしておきましょう。
社会
大問1 歴史に関する建物・施設の地図問題
大問2 戦後の日本について
大問3 関東地方の自然について
大問4 江戸時代から現在までの交通の発展
昨年度から大問が1題減りましたが、小問数は変わらず42問となっています。論述式の問題は昨年度と変わらず2問出題されていますが、いずれも交通に関する内容で、ともに20字以上~50字以内での字数制限がありました。地理や公民に比べて歴史に関する問題が多く、今年度は江戸時代以降の内容に出題が集中していました。問題の難易度としてはさほど高くないので、基礎的な知識の定着に重点を置く学習が必要になります。