2018年
算数
大問1 計算問題(4問)
大問2 小問集合(4問)
大問3 旅人算と周期
大問4 規則性
大問5 円と正三角形
例年通り大問5題構成です。大問1は4問、大問2は4問で小問4は記述形式の問題でした。大問2までの配点が50点近いため、大問2まででできる限り得点しておきたいところです。大問3以降はやや難しくなりますが、小問1は比較的取りやすい問題になっているので、小問1だけ先に解き進めていく姿勢も重要です。難問・奇問は出題されませんので、典型的な問題演習を繰り返し行い、基本的な解法を定着させることが大切です。
国語
大問1 漢字の読みと書き・慣用句・助動詞
大問2 論説文(池谷裕二『できない脳ほど自信過剰』)
大問3 物語文(小路幸也『風とにわか雨と花』)
例年通りの出題構成です。記述問題は全設問数に対して約40%ほどあります。30字~60字の標準的な量です。内容として傍線部の根拠、心情を説明する問題が見られます。過去問題演習を通して本校における記述問題が求めている解答内容を研究しておきましょう。独自性のある難問・奇問のは類はほとんど出ませんから、通常の授業や日曜講座、家庭学習における演習で力を養いましょう。
理科
大問1 ふりこ
大問2 気体の性質
大問3 星の動き
大問4 植物の根・くき・葉
4分野からそれぞれ1題ずつの大問4題構成で、問題数はほぼ例年並みの34問でした。うち、記述問題が2問、水上置換法の装置の図を描く問題が1問、グラフを書く問題が1問出題されました。難問・奇問はなく各分野の基本事項をしっかりと身につけていれば、点数が取れる問題です。苦手分野を作らないことが重要ですので、各分野をていねいにまんべんなく学習しておくようにしましょう。
社会
大問1 日本の河川
大問2 日中関係史
大問3 東京都の地理
各分野から1題ずつの大問3題構成、小問数も40問前後で拡大問に短文論述が1問という例年通りの出題構成です。しかし、出題内容では例年多く扱われる時事問題の割合が大きく減少しました。また、難レベルの出題がよく見られる歴史分野も今年度はほぼ標準的な問題となっています。来年度以降の時事問題の出題割合は分かりませんが、まずは基本内容の定着に力を注ぎ、一方で日頃から世の中のできごとに関心を向けるようにすると良いでしょう。
2017年
算数
大問1 計算問題
大問2 小問集合
大問3 時間の単位を取り除いてつなぎ合わせた数列
大問4 水量変化とグラフ
大問5 円と正方形の面積
例年通り大問5題構成です。大問1は4問、大問2は4問で小問4は記述形式の問題でした。大問2までの配点が50点近いため、大問2まででできる限り得点しておきたいところです。大問3以降はやや難しくなりますが、小問1は比較的取りやすい問題になっているので、小問1だけ先に解き進めていく姿勢も重要です。難問・奇問は出題されませんので、典型的な問題演習を繰り返し行い、基本的な解法を定着させることが大切です。
国語
大問1 漢字の読みと書き・慣用表現
大問2 論説文(枡野俊明『禅が教える 人生という山のくだり方』)
大問3 物語文(あさのあつこ『フラワーヘブン』)
例年通りの構成です。記述問題は論説文に多く見られます。傍線部の根拠の説明、物語文では心情の根拠を説明する問題が多く見られます。字数指定のない記述も含まれているので、過去問題演習などを通して字数の目安をつかんでおきましょう。他は全て選択式の問題で、論説文は言い換え内容、物語文では心情把握について問われています。難問は出ませんから、通常の授業や家庭学習における演習で力をつけていきましょう。
理科
大問1 光の直進・ピンホールカメラ
大問2 銅の燃焼
大問3 地震
大問4 メダカ
記述問題が2問、グラフの作図問題が1問出題されました。全体を通して典型問題が中心ですが、それぞれに一工夫がなされており、差がつくような構成になっています(大問1など)。本校の理科は分野や単元に偏りなく出題されますので、苦手分野を極力減らすことを心がけましょう。各単元の典型問題や基本事項の定着はもちろんのこと、年度によってはやや難度の高い計算問題も出題されますので、過去問題などで確認しておきましょう。
社会
大問1 地理総合
大問2 歴史総合(皇居・天皇の住居に関して)
大問3 時事問題
例年通りに大問3題構成、小問は43問でした。短文論述が各大問に1問ずつある以外は適語補充や語句選択などの問題です。地理分野では世界地理も出題されました。統計数値の読み取りから該当する都道府県を答えさせる問題が3問出題されています。歴史分野は例年通りやや難しいレベルです。大問3は今年も幅広い時事問題で構成されていました。知識の正確な定着を心掛けて何度も学習を繰り返し、さらに日ごろから社会の出来事に注意を向けることが求められます。
2016年
算数
大問1 計算問題
大問2 ⼩問集合
大問3 規則性(数列)
大問4 2量の関係(時計に関する問題)
大問5 ⽴体図形
⼤問は例年通り5題構成です。⼤問1・2はオーソドックスな問題となっています。⼤問2(4)で、途中の計算・式を記述する問題があります。⼤問3以降は標準〜応⽤問題となっています。この中で取れる⼩問を確実に取ることが合格には必要不可⽋です。対策として、⼤問1・2でなるべく時間をかけないようにするためにも基本パターンをしっかり確⽴させる、頭の中で考えずに⼿を動かして作業⼒を⾼めると良いでしょう。
国語
大問1 漢字の読みと書き・慣⽤表現
大問2 論説⽂(中井久夫『「思春期を考える」ことについて』)
大問3 物語⽂(額賀澪『屋上のウインドノーツ』)
例年通りの構成です。もともとは論理的⽂章1題の⼊試問題だった(2011年度⼊試まで)ため、記述問題は論説⽂に多く⾒られます。特に根拠の説明、物語⽂では⽐喩表現の説明が⽬⽴ちます。字数指定のない記述も含まれているので、過去問題演習などを通して字数の⽬安をつかんでおきましょう。他は全て選択式の問題で、論説⽂は⾔い換え内容、物語⽂では⼼情把握について問われています。選択肢の⽂が⻑いので読み逃しがないよう精度を⾼める練習が必要です。
理科
大問1 物体の落下
大問2 物質の性質
大問3 がけの地層
大問4 昆⾍
4分野からそれぞれ1題ずつの⼤問4題構成で、問題数はほぼ例年並みの31問でした。うち、記述問題が1問、昆⾍とクモの⾜の付き⽅に関する問題が2問出題されました。難問・奇問はなく各分野の基本事項をしっかりと⾝につけていれば、点数が取れる問題です。苦⼿分野を作らないことが重要ですので、各分野をていねいにまんべんなく学習しておくようにしましょう。
社会
大問1 地理総合(⻄⽇本)
大問2 歴史総合
大問3 時事問題
出題形式に変化はありません。今年も⼤問3が時事問題です。短⽂論述問題や地理での統計に関する出題も例年通りです。歴史では毎年難問が数問含まれていますが(今年は集会条例・林⼦平)、他の標準レベルの問題を確実に正答することを考えて、基本事項の定着を徹底させましょう。時事問題は⼤問1題分なので配点も⼤きく、また細かい知識まで求められるために対策が⽋かせません。⽇頃からニュースや新聞を使って世の中の出来事や動きを知る習慣をつけましょう。