2018年
算数
大問1 小問集合(10問)
大問2 相似と面積比
大問3 旅人算とダイヤグラム
大問4 約束記号
大問5 割合(円グラフと棒グラフ)
受験者平均点は66.1点でした。昨年度が58.6点でしたので、昨年よりやさしくなったと言えます。大問1の一行問題は標準的より平易ですので確実に得点を重ねたいところです。大問3・4は考え方・途中式を書かせる形式となっています。本校は、全体的に基本パターンに則った問題が多いので、各分野の基本問題を中心にトレーニングを積むと良いでしょう。過去問演習を多くおこない、苦手分野を中心に補強していきましょう。
国語
大問1 物語文(原田マハ『リーチ先生』)
大問2 論説文(松原耕二『聞く力、話す力 インタビュー術入門』)
文章読解2題は例年通りの構成です。昨年度までは選択問題中心でしたが、今年度は副詞の空欄補充、文章の表現の特徴の2問以外はすべて記述問題になりました。字数指定のない問題ばかりでしたが、傍線部周辺の語を紡いでいけば正解の記述になるものがほとんどです。ただし、論説文では自分の体験や意見を書く問題があります。過去問題で練習しましょう。その他の対策としては、通常授業や宿題などの問題演習の中で実力を養っていくとよいでしょう。
理科
大問1 こん虫
大問2 台風
大問3 水溶液の性質
大問4 音
今年度は大問4題構成(各分野より1題ずつ出題)となりました。難問や奇問はありませんが、小問数が31問、そのうち記述・作図および計算問題が計12問出題されていることを考えると、効率よく問題を解き進めていくことが重要になります。各分野の基本事項をしっかりと身に付けた上で、過去問演習を通して、時間内に問題を解き終えるのに必要なスピード感を養っておくと良いでしょう。
社会
大問1 総合
あるテーマに沿った長文を読ませ、そこから各分野についての知識を問うという本校のスタイルは、今年度も踏襲されています。小問数が50問近くあり、その中に論述問題も含まれるため、テンポよく解答していくことが必要とされます。また、設問の大部分が漢字指定となっていることから、普段の学習から重要用語については正確な漢字で覚えることが求められます。社会を苦手科目にしないよう、勉強時間をしっかりとって準備しましょう。
2017年
算数
大問1 小問集合
大問2 集合に関する問題
大問3 水面の変化
大問4 速さ
大問5 円と面積
大問5題構成です。大問3・4は考え方・途中式を書かせる形式となっています。大問4はダイヤグラムを用いた速さの問題でした。日頃からダイヤグラムに慣れ親しんでいれば易しく感じられる問題でしたが、グラフを苦手とする受験生にとっては苦しい問題でした。本校は、全体的に基本パターンに則った問題が多いので、各分野の基本問題を中心にトレーニングを積むと良いでしょう。過去問演習を多くおこない、苦手分野を中心に補強していきましょう。
国語
大問1 物語文(杉本りえ『みずがめ座流星群の夏』)
大問2 随筆文(野口聡一『15歳の寺子屋 宇宙少年』)
大問3 漢字の読みと書き
物語文の5択の選択肢は心情把握、2問ある記述問題は本文中の事実内容の把握という内容です。随筆文は宇宙飛行士の経験から、好奇心を持って五感で感じ行動を起こしてほしいという趣旨の文章です。最後の記述問題は自分の経験や意見を書くというものでした。選択問題は5択ですが、各文がとても短いです。記述問題は決して難しいものではありませんが、字数制限がないので過去問題演習を通じて字数の目安は把握しておきましょう。
理科
大問1 地層の観察
大問2 ジャガイモとイネの比較
大問3 ラボアジエの実験
大問4 ばねとてこ
今年度より、各分野より1題ずつの大問4題構成に変更になりました。ただし、問題のレベルは昨年度と大きな変化はなく、基本~標準問題で構成されています。今年度も記述および計算問題が計7問出題されており、基本的な問題を効率よく問題を解き、記述および計算問題を解く時間を確保することが重要になります。各分野の基本事項をしっかりと身に付けた上で、過去問演習を通して、問題を解き終えるのに必要なスピード感を養いましょう。
社会
大問1 総合
本校の入試問題は非常に独特なスタイルで、5ページにも及ぶ長いリード文に続けて、地理・歴史・公民の各分野の問題が散りばめられた小問が並ぶというものです。合不合判定テストなどの模擬試験とは形式がまったく異なるため、まずは出題形式に慣れるために過去問題に取り組む必要があります。注意すべきは、解答の答え方です。漢字指定ばかりの学校ですが、問題用紙の表紙に書かれているように、論述問題も漢字で書かなくてはなりません。確かな学力の求められる学校です。
2016年
算数
大問1 計算・⼩問集合
大問2 速さ(ダイヤグラム)
大問3 ⽂章題(⾷塩⽔)
大問4 規則性
大問5 ⽂章題(表・和と差の⽂章題)
昨年同様、⼤問5題構成です。⼤問2〜4は考え⽅・途中式を書かせる形式となっています。⼤問5は表を読み取り、条件にしたがって⽳埋めをしていく問題です。⾒た⽬に惑わされず表を整理していけば難しい問題ではありません。対策としては、全体的に基本パターンに則った問題が多いので、各分野の基本問題を中⼼にトレーニングを積むと良いでしょう。過去問演習を多く⾏い、間違えた単元を中⼼に補強していきましょう。
国語
大問1 物語⽂(椰⽉美智⼦『14歳の⽔平線』)
大問2 随筆⽂(やなせたかし『わたしが正義について語るなら』)
例年通りの構成です。物語⽂は2年連続で頻出作家の作品からの出題です。5択の選択肢は⼼情把握、2問ある記述問題は本⽂中の事実内容の把握という内容です。随筆⽂はアンパンマンというヒーロー像から社会全体について述べるという⽂章です。選択問題は5択ですが、各⽂がとても短いです。物語⽂と随筆⽂は設問数が同じでも、学校側が物語⽂に重きを置いていることがよくわかります。場⾯設定や⼼情を把握する⼒を徹底的に鍛え上げましょう。
理科
大問1 ⼼臓について
大問2 インゲンマメ・トウモロコシ・タンポポ
大問3 定滑⾞と動滑⾞
大問4 ⾖電球の回路
大問5 ⾦星・⽕星・地球
大問6 ⽔溶液の分類
昨年度同様、⼤問6題の問題構成でした。難問や奇問はありませんが、⼩問数が34問、そのうち記述および計算問題が計7問出題されていることを考えると、効率よく問題を解いていくことが重要になります。各分野の基本事項をしっかりと⾝に付けた上で、過去問演習を通して、時間内に問題を解き終えるのに必要なスピード感を養っておくと良いでしょう。
社会
大問1 総合問題
出題形式は例年と同様。5ページも続く⻑いリード⽂のテーマは富⼠⼭でした。そして、三分野がバランス良く配置された⼩問の数は56問もあります。社会の配点は60点ですから、ほぼすべて1点です。⽬についた問題としては、「三保の□□」の空らん適語補充問題など、富⼠⼭関連の問題も出題されていました。試験時間は30分。いろいろと考えている時間はありません。過去問題を通じて、テキパキと問題をこなせるように準備しておきましょう。